第三種冷凍機械責任者の試験について 試験は年1回、11月頃に各都道府県で実施されています。
第三種冷凍機械責任者の試験
試験日 | 年1回(11月頃) |
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受験資格 | 特になく、誰でも受験が可能です。 |
受験会場 | 47都道府県 |
受験科目 | 2科目(法令/保安管理技術) |
受験料 | 電子申請:9,800円 書面申請:10,300円 |
試験時間 | 150分 |
実施団体 | 高圧ガス保安協会 |
試験は年1回(11月)に実施され、受験資格は特になく、誰でも受験が可能です。
全国に試験会場があるので、試験実施団体である高圧ガス保安協会のHPでお近くの試験会場を調べておくと良いでしょう。
試験科目は法令と保安管理技術の2科目です。
一般的には、2科目を受験する必要がありますが、科目免除制度が用意されており、事前に講習を受講しておけば、試験科目を軽減できる制度もあります。
試験申請の方法や、合格後の免状申請の仕方なども含め、受験する前に確認しておきましょう。
参照:高圧ガス保安協会HP
科目免除制度について
科目免除制度は、国家試験を受験する際に、受験科目を1科目に軽減できる制度です。
この講習会は、年2回(2月頃/6月頃)、試験実施団体の「高圧ガス保安協会」が実施しています。
科目免除制度は、以下の流れで申請します。
- 科目免除の講習の受講(3日間)
- 講習最終日の修了試験に合格し、講習修了証を発行してもらう
- 国家試験の試験申込みの際、講習修了証を添付して申請
- 国家試験を「法令」の1科目で受験
尚、発行された講習修了証に有効期限はないので、国家試験はどのタイミングで受験しても科目免除が受けることができます。
日程や講習場所は、地区ごとに異なるので、高圧ガス保安協会のHPで確認をしてださい。
参照:高圧ガス保安協会
科目免除の講習について
講習日 | 年2回(2月頃/6月頃) |
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講習期間 | 計4日間 ・講習:3日間(法令7時間/保安管理技術14時間) ・技術検定:1日間 |
講習会場 | 全国35ヶ所程度 |
講習資格 | 特になく、誰でも講習が可能です。 |
講習費用 | 電子申請:19,500円 ※別途テキスト代が必要 書面申請:20,000円 ※別途テキスト代が必要 |
免除対象科目 | 保安管理技術 |
申し込み方法・受験までの流れ
受験の申請は、8月下旬頃から開始されます。
申請方法には、電子申請と書面申請の2種類がありますが、書面申請の場合は、申請書類の取り寄せや提出の手間と料金が余分に必要となるので、電子申請がおすすめです。
試験の申請から資格取得までの流れは以下のようになります。
- 受験願書の入手
配布開始:7月上旬~9月上旬
・書面申請用の願書は、高圧ガス保安協会本支部、各都道府県の試験事務所や高圧ガス担当窓口において配布される。
・電子申請用の受験案内は高圧ガス保安協会HPからダウンロード可能 - 受験申請
申請期間:8月下旬~9月上旬 - 受験票の受取り
発送時期:10月頃 - 試験を受験
試験日:11月上旬 - 合格発表
公表開始:1月上旬
・高圧ガス保安協会HPで公表
・郵送通知 - 免許の申請
試験地によって申請先が異なるので、申請先の案内に従い申請をします。
試験会場について
試験会場は、全国47都道府県に用意されています。
東京など首都圏では、複数用意されていますが、各都道府県は1カ所の場合がほとんどです。
各都道府県の試験会場ついては、高圧ガス保安協会HPの「受験案内書、試験会場地図」のページに記載されている「2.知事試験関係」の項目で確認をしてください。
参照:試験会場
試験科目と合格基準について
試験科目は「法令」と「保安管理技術」の2科目があり、択一式のマークシート方式で出題されます。
合格ラインは、各科目とも満点の60%以上です。
全科目の合計点が60%以上であっても、いずれかの科目で60%に達していない科目があれば、不合格となることに注意してください。
法令
内容 | 問題数 | 合格基準 | 試験時間 |
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高圧ガス保安法に係る法令 | 20問 | 60%以上 | 60分 |
保安管理技術
内容 | 問題数 | 合格基準 | 試験時間 |
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冷凍のための高圧ガスの製造に必要な初歩的な保安管理の技術 | 15問 | 60%以上 | 90分 |
合格率からわかる第三種冷凍機械責任者の難しさ 近年の合格率は、22.8%前後。十分な対策をしなければ合格は難しい。
受験データ
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
第三種冷凍機械責任者検定試験
2022年の合格率
- 過去3年間の平均
- 27.2%
年度 | 総受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2022年度 | 8,305 | 1,890 | 22.8% |
2021年度 | 9,858 | 3,996 | 40.5% |
2020年度 | 7,541 | 1,383 | 18.3% |
2019年度 | 7,908 | 2,565 | 32.4% |
2018年度 | 7,768 | 3,090 | 39.8% |
2017年度 | 8,120 | 3,007 | 37.0% |
参考:https://www.khk.or.jp/Portals/0/khk/exam/2021/R3passrate.pdf
科目免除制度を除いた合格率は、毎年35%前後です。
以前は、50%近い合格率で推移していましたが、近年は難化傾向になっています。
それでも、現在の合格率から考慮すると、難関試験という程ではありません。
3人中、2人は不合格となるため、十分な対策をしないと合格はできない試験です。