よくあるご質問
- 第二種電気工事士とはどんな資格ですか?
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第二種電気工事士とは、600V以下で受電する一般用電気工作の電気工事を行うことができる資格です。また、「現場代理人」として電気工事の監督業務も行なえます。電気工事に限っては、有資格者が監督しても無資格者は工事ができません。電気工事ができるのは大きなメリットです。
- 第二種電気工事士になるメリットは何ですか?
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第二種電気工事士の資格を取得すれば、一般住宅や小型店舗で電気工事を行なえます。電気工事は有資格者しかできないので、需要は常にあります。また、3~5年実務経験を積めば、第一種電気工事士の資格試験に合格するとすぐに免状を交付してもらえます。
- 第二種電気工事士の合格率はどれくらいですか?
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第二種電気工事士の合格率は、直近5年間で70%前後を推移しています。電気工事士の試験には、筆記と技能があり、筆記試験の合格率は60%前後を推移中です。したがって、電気工事士の合格率は国家資格の中では高いほうといえます。
- 第二種電気工事士の難易度はどれくらいですか?
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第二種電気工事士の難易度は、合格率の高さからみて「やや易しい」といえます。合格率70%は国家資格の中ではかなり高い部類です。ただし、問題が易しいわけではなく、受験者の多くが工業高校や高専を卒業、もしくは在学中で電気工事の仕事に就くために勉強している方であることも一因となっています。
- 第二種電気工事士の受験資格は何が必要ですか?
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第二種電気工事士の受験資格は定められていません。学歴・年齢・性別・国籍問わず自由に受験ができます。工業高校や高等専門学校では、在学中に資格取得を推奨するところも多く、学生の受験者もたくさんいます。
- 第二種電気工事士の年収はいくらくらいですか?
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第二種電気工事士の平均年収は300万~450万と幅があります。600V以下で受電する一般用電気工作物の電気工事ができる有資格者は需要が高く、いろいろな職種で資格を活かせます。また、認定電気工事従事者の資格を取得すれば、仕事の幅がより広がります。
- 第二種電気工事士の試験日程はいつですか?
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第二種電気工事士の試験は、年に2回試験が実施されます。1回目が5月下旬、2回目は10月下旬です。詳しい日程は、「電気技術者試験センター」のホームページを確認してください。年に2回受験してもかまいません。
- 第二種電気工事士試験の科目合格制度とはどのような制度ですか?
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第二種電気工事士には筆記試験と技能試験があり、筆記試験に合格して技能試験に不合格になった場合は、1回限り筆記試験が免除されます。ですから、前期試験に筆記を、後期試験で技能試験に合格して資格を取得する人もいます。
- 第二種電気工事士試験は電気の知識がなくても受けられますか?
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電気に関する知識がまったくない状態からでも、一から勉強をして電気工事士に受かった方はたくさんいます。畑違いの分野からでも十分に挑戦できる試験と言って良いでしょう。
- 第二種電気工事士試験の技能試験とはどんな試験ですか?
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技能試験とは、定められた時間内に電気工作物を実際に作る試験です。受験者は工具を持参して試験に臨みます。そのため、道具の扱い方などをしっかり覚えておくことが大切です。