第二種電気工事士試験について 筆記試験と実技試験に合格することにより資格を取得出来ます。
一般財団法人電気技術者試験センターにより年に二回行われる筆記試験と実技試験に合格することにより資格を取得できます。
受験資格はなく、資格を取得することにより一般用電気工作物の電気工事をすることができる。これは簡単に言うと低圧受電の建物、一般家屋や店舗などの小さな建物が該当します。
第二種電気工事士は大変人気のある資格で電気工事会社はもちろんのこと、建設、設備、ビルメンなどの保守や商業施設など幅広い需要があります。
また上級資格である第一種電気工事士を取得するのに必要な実務経験を積むうえでも非常に有利になります。
試験に挑むにあたって 筆記試験はマークシート式で4択。全50問のうち60%の正解率で合格となります。
第二種電気工事士 受験者数データ
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
第二種電気工事士 筆記
2022年度の合格率は
- 全体受験申込数
- 188,431人
年度 | 全体受験申込数 | 筆記 合格率 | 技能 合格率 |
---|---|---|---|
2022年度 | 188,431 | 56.0% | 72.6% |
2021年度 | 206,643 | 59.2% | 72.8% |
2020年度 | 134,289 | 62.1% | 72.4% |
2019年度 | 166,013 | 65.9% | 65.3% |
2018年度 | 175,416 | 55.4% | 67.5% |
ただし、合格ラインは多少の変動があります。
計算問題はオームの法則を使った初歩的なものや簡単な交流回路の問題がメインで知識問題は写真をみて用途を答えるものや内線規程に関するもの、配線図をみて問に答えるものなどがあります。基本的には過去問と同じような問題がでるので過去問をしっかり学習すれば無勉強からでも一発合格は十分に狙えます。
内線規程とは電気工事を行う上で最低限必要な技術基準を定めた電気設備技術基準の解釈(電技解釈と呼ばれる)を具体的に示したものであり民間の自主規格です。
技能試験はあらかじめ公表された問題の中から出題され図面通り、施工条件通りに時間内に欠陥なく完成させればよいでしょう。