よくあるご質問
- 第一種電気工事士とはどんな資格ですか?
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第一種電気工事士とは、電気工事を行なえる国家資格です。水道工事やガス工事は有資格者の監督下であれば無資格者でも工事が可能ですが、電気工事は、有資格者しか工事を行うことはできません。第一種電気工事士は、全ての電気工事を行なえます。
- 第二種電気工事士になるメリットは何ですか?
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第二種電気工事士の資格を取得すれば、一般住宅や小型店舗で電気工事を行なえます。電気工事は有資格者しかできないので、需要は常にあります。また、3~5年実務経験を積めば、第一種電気工事士の資格試験に合格するとすぐに免状を交付してもらえます。
- 第一種電気工事士の合格率はどれくらいですか?
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第一種電気工事士の合格率は直近の5年で筆記試験が50%、技能試験が60%台をそれぞれ推移しています。第一種電気工事士の免状を受けるには3~5年の実務経験が必要なので、技能試験の受験者はほとんどが実務経験者です。
- 第一種電気工事士の難易度はどれくらいですか?
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第一種電気工事士の試験難易度は、合格率から考えてやや易しい~普通程度です。第二種電気工事士をすでに取得していて一定の実務経験を積んでいる方ならば、十分に合格できるでしょう。ただし、一夜漬けで勉強して合格できるほど易しくはありません。
- 第一種電気工事士の受験資格は何が必要ですか?
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第一種電気工事士に受験資格は定められていません。学歴・年齢・性別・国籍問わず自由に受験ができます。ただし、免状を交付してもらうには3~5年の実務経験が必要です。つまり、実質第二種電気工事士を取得して実務経験がないと第一種電気工事士としては働けません。
- 第一種電気工事士の年収はいくらくらいですか?
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第一種電気工事士の平均年収は400~500万円といわれています。電気工事士はいろいろな働き方ができ、自営業から会社員までさまざまな職場で活躍しています。そのため、年収にも幅があるのです。人によっては1千万近い年収がある方もいます。
- 第一種電気工事士の試験日程はいつですか?
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第一種電気工事士の試験は、筆記試験が10月、技能試験が12月です。詳しい日程は、「電気技術者試験センター」のホームページを確認してください。筆記試験が合格しなければ、技能試験は受けられません。
- 第一種電気工事士の技能試験とはどのような試験ですか?
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第一種電気工事士の技能試験とは、定められた時間内に電気工作物を実際に作る試験です。実務経験があれば、それほど難しくありません。ノーミスで合格です。実務経験がない方でも受験は可能です。
- 第一種電気工事士の試験に合格後、実務経験がなくても大丈夫ですか?
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まずは、定められた実務経験を積みます。そして、改めて免状交付の手続を行ってください。合格した事実はずっと有効ですから、問題ありません。そのため、電気関係の大学・高校・専門学校を卒業後すぐに一種、二種の両方の試験を受けて合格する方もいます。
- 第一種電気工事士で一次試験に合格、二次試験に不合格だとはどうなりますか?
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一年間に限って、一次試験が免除されます。次の試験では必ず二次試験に合格するように努力しましょう。なお、二回連続で技能試験に不合格になると、もう一度一次試験を受けなければなりません。