第一級陸上特殊無線技士試験の受験を検討している皆さんは、勉強の計画を立てていますでしょうか?
勉強の仕方は様々ですが、ここでは第一級陸上特殊無線技士の試験対策ができる講習会について詳しく解説していきます。
また、「独学」「通信講座」といった学習方法についても解説していきますので、ぜひご自身に合った学習方法を見つけてみてください。
目次
独学でも第一級陸上特殊無線技士に合格できる?
結論をいいますと、第一級陸上特殊無線技士は全く知識がない方でも合格は可能です。 ただし、キチンとした勉強を計画的にこなした場合に限ります。
無線の素養がある人や理系で勉強を積んできた人であれば更に有利になるでしょう。理系の人が有利になるのは、無線工学が主たる試験科目であるためです。しっかりとした理系の分野になりますので、文系の人は少しとっつきにくいと感じるのではないでしょうか。
しかし、文系の人や計算問題が苦手な人でも理系の問題が主であるからといって諦めてはいけません。
一陸特の試験は合格率は30%〜40%の決して簡単な試験ではないですが、本試験には定番の問題が多く、知識問題(暗記)の割合が高いため、合格はそう遠いものではないためです。

ただ、暗記だけで乗り切ると、その後のキャリアに苦しむ可能性はあります。 ですが、「とりあえず合格したい」という人は、とにかく要点をおさえての勉強がおすすめです。
第一級陸上特殊無線技士の講習は全国各地で受けられる
独学はキツいと考える人が、まず思い浮かぶのが講習への参加ではないでしょうか。講習は全国各地で開かれており、「独学が苦手だ」という人からの人気が高いです。以下にて、解説していきます。
第一級陸上特殊無線技士の講習を行っている団体
第一級陸上特殊無線技士の講習内容は、講習を行っている団体により料金やカリキュラムが変わります。単発での講習会もあれば、養成課程として1ヵ月にわたり講習を行う団体もあります。
場所は全国各地、主に東京、大阪、福岡などの都心部では多く開催されています。
例として、講習を行っている団体にはこちらのような団体があります。詳細について知りたい方はリンク先よりご確認ください。
講習のメリット
直接、講師に質問できるというのはやはり大きなメリットです。独学の場合、理系の分野が主たる科目であるため、行き詰ったときにかなり辛い思いをします。
講習だとちょっとしたことでも質問することで解決できるため、「ちょっとしたアドバイスがあれば前に進めるのに」というようなモヤモヤを抱えずに済むのです。さらに、講習では効率的に学習できるカリキュラムが組まれています。
そのため、独学での学習より費やす時間を大きく減らすことができるのです。 「独学だと家でダラダラしてしまいそう…」という人にもおすすめできます。 一緒に勉強する仲間がいるというのも非常に心強いですよ。
講習のデメリット
講習会は全国各地で開催されているといえど、地方等に住む人の場合、都心部に出向かなければいけないこともあります。また、講習の日数だけでは試験対策としては不十分であり、結局は独学で勉強しなければならない状況になることも往々にしてあります。 費用もけっして安いものではありません。
講習を担当する先生やカリキュラムと合わなかった場合のことを考えると、お金を無駄にするリスクさえあります。 場所と拘束時間が多くなるため、そもそも講習に行くことができないという人もいるかもしれません。
また、講習のほとんどは土日に行われるため、仕事や家庭の環境によっては都合が悪いということもあるでしょう。
自分のペースで学習したいなら通信講座がおすすめ
「自分のペースで勉強したい」「場所や時間にしばられたくない」という人には通信講座がおすすめです。
通信講座であればPCやスマートフォン、タブレットなどを通して講義動画を視聴することができます。つまり、自宅で講義が受けられるということです。

講習の会場が無かったり、自身の都合上で自宅を出れなかったりする人は通信講座を活用してみてはいかがでしょうか。
通信講座のメリット
通信講座は収録された動画であるため、分からないところを繰り返し視聴することもできます。自宅はもちろん、電車やバスでの移動時間に学習することも可能です。
また、個別の質問に対応してくれるサービスのある通信講座もあります。 どこでも学習できるうえに、分からないことについて個別で質問できるのです。
講習だと1度きりの講義で終了してしまいますが、通信講座は繰り返し視聴できるので学習も効率的に進められるでしょう。
もしPCやタブレットを持っていないとしても、スマートフォンでも学習できます。むしろ、移動中の学習が多くなる人には嬉しいポイントなのではないでしょうか。
通信講座のデメリット
通信講座は独学に近いため、自分のさじ加減で学習をすすめていくことになります。裏を返せば、監視の目がないためダラダラと学習を行ってしまうリスクがあるということです。
「自分で時間を管理しながら学習をすすめるのが苦手だ」という人には、あまり向かないかもしれません。「自分のペースでやる方が効率よく学習できる」という人は積極的に利用したいところですね。
たとえば、SATの第一級陸上特殊無線技士では、高校で講義を務める本格的な講師の学習動画を観ることができます。さらに、動画を視聴して学習した時間や試験までの日数を示してくれるカレンダーなど、ユーザーをサポートするためのサービスも非常に充実しています。
百聞は一見に如かずです。無料で見れる講義サンプル動画がありますので、通信講座そのものが気になる人はぜひ一度ご覧になってみてください。
まとめ:一級陸上特殊無線技士試験対策は通信講座で!
ここまで、第一級陸上特殊無線技士の学習方法について解説してきました。ご自身に合いそうな学習方法は見つかりましたでしょうか。
一陸特は、参考書を使った独学、講習、通信講座など、様々な学習方法があります。どの方法を選び、また適切な方法学習していくかによって、本試験の合否に大きく関わってきます。
一番おすすめな学習方法は通信講座を利用した学習方法です。通信講座ではテキストだけではなく動画とテキストの両方を使った効率の良い勉強が可能です。