衛生管理者は独学で十分合格可能で、むしろ独学が基本となる試験です。難易度もそれほど高くはありません。
この記事では、独学で使えるおすすめの参考書やWebを使ったオンラインでの勉強方法を紹介しています。
ぜひ正しい勉強方法で勉強を進め、効率的に試験合格を目指してください。
目次
衛生管理者の独学におすすめのテキスト
まずは衛生管理者の勉強に役立つテキストを紹介します。衛生管理者には第一種と第二種があるため、テキストによって第一種専用、第二種専用、第一種第二種共用と分かれていますので、その辺りもチェックするようにしてください。
詳解 第1種衛生管理者過去6回問題集
第一種種衛生管理者の王道の過去問集です。過去問と解説が6年分収録されております。
詳解 第2種衛生管理者過去6回問題集
こちらは第二種の衛生管理者の過去問題集です。第二種版にも6年分の過去問が含まれています。
第1種・第2種衛生管理者 速習レッスン
こちらはテキストですが、問題が収録されています。問題を解きながら解説を読み、実践的に学習を進めていく流れです。また第一種と第二種の両方に対応していることも特徴です。
衛生管理者を独学で勉強する方法
次に衛生管理者の効率的な勉強方法について解説します。
とにかく過去問中心に学習する
衛生管理者の試験は毎年出題傾向が似通っています。つまり過去問を攻略すれば本番の試験でも問題を解くことができます。
また過去問は一度だけ解くだけではなく、何回も繰り返し解くようにしましょう。
テキストは薄いものを選ぶ
分厚いテキストは情報が網羅されていることがメリットです。
しかし、分厚いテキストには問題を解くのに不要な情報も含まれているため、読み込むのに多大な労力がかかります。
また、薄いテキストは情報が不足しているケースがありますが、必要な情報に厳選されており、読み込みに時間がかからないメリットがあります。
途中で挫折して勉強を辞めてしまうことを防ぐために、薄いテキストから入り、ハードルを下げるのがおすすめです。
分野別に問題を解く
過去問は基本的に1年単位で掲載されていますが、1年分丸々いきなり解くよりも、各年度の同じ分野から攻めるのが効率的です。
なぜなら、その方がまとめてインプットすることができるからです。
1年分過去問を解こうとすると、新しく触れる問題の種類が多すぎて混乱する可能性があります。ただし一通り学習が済んでいる段階であれば1年分まとめて解いても混乱しないでしょう。
最初の段階では分野ごとに問題を解き、一通り学習し終えた後は確認の意味も込めてまとめて問題を解くのが効率的な進め方です。
過去問は最新のものを選ぶ
衛生管理者は問題の傾向が変わりにくい試験ですが、過去問テキストが古すぎると今の傾向と多少異なる可能性があります。
そのため、過去問テキストはなるべく新しいものを選択した方が良いでしょう。
独学だけでは不安な人はオンラインの通信講座をやってみよう
衛生管理者の勉強方法として、オンラインの通信講座という選択肢もあります。
通信講座はあらかじめ用意されている講義映像をオンラインで閲覧可能で、時間に縛られずに自分のタイミングで勉強を進めることが可能ですので、完全に独学のメリットを得られます。
また受動的に学習しやすいため、たとえば仕事で疲れているときなどでも勉強が進むでしょう。
過去問やテキストだと、「どうしても解くのが大変」、「読み進めるのが大変」、「集中できない」といったことが起こりがちです。
しかし通信講座なら講義が動画で進んでいくので自然と勉強することができ、なおかつ内容を講師が話してくれるので脳の労力が少なく済みます。
衛生管理者の合格への近道は通信講座がおすすめ
衛生管理者は合格率が50%程度で難易度がそこまで高くない試験であり、独学でも十分合格可能です。ただし、確実に合格を目指したい場合はは通信講座という選択肢もあります。
通信講座なら、講師の解説を聞いて理解を深められるので、効率的かつ少ない労力で知識が身につきます。
いずれにしても、「過去問をしっかり解く」、「解説をしっかり読み込んで理解する」、といったことに重点を置くことが大切です。
資格取得の勉強方法として、オンラインでの勉強方法も検討をしてみてください。