給水装置工事主任技術者の試験の難易度は、国家試験を紹介するサイトなどでは普通レベルと紹介されていることが見受けられます。そのため、市販のテキストを購入して独学で勉強を進める人も多くいるでしょう。
そこで、今回は給水設置工事主任技術者の試験に合格するために適切なテキストや、効率の良い勉強法をご紹介します。
目次
給水装置工事主任技術者試験に失敗しないテキストとは
給水装置工事主任技術者の人気のテキストは「これだけ覚える」「これだけマスター」といった要点がまとまったものです。出題範囲が広いので、要点がよくまとまっているテキストは人気です。以下におすすめのテキストの特徴を紹介します。
できる合格 給水装置工事主任技術者 過去6年問題集
問題と解説の構成が見やすく、ぱっと見て理解しやすい、読みたくなる要素があります。
「できる合格」シリーズのテキストと予想問題集を組み合わせれば準備は完璧です。
これだけ覚える! 給水装置工事主任技術者試験
最初の一冊といえばコレといわれるほど分かりやすいテキストです。
そうはいっても、これ一冊では不十分なので、過去問集や予想問題集も併せて用意した方がいいでしょう。
8ヵ年全問題収録 給水装置工事試験完全解答
テキストで充分な勉強をし、理解した後に本番のつもりで取り組むような問題集です。この本を仕上げの勉強として繰り返し解いたことで合格出来た、という方が多くいらっしゃいます。
他のテキストやDVDなどで知識や理解を深めてから行うと、効果を最大限に感じることが出来る問題集です。
要点にラインが引いてあり、イラストもあるので感覚的に内容が分かりやすいです。読み返すときに要点のみが記憶に残るので、短時間で効率良く復習ができます。
テキストを使った給水装置工事主任技術者の勉強法
給水装置工事主任技術者試験は、公衆衛生概論からはじまって、水道行政、給水装置の概要や構造、性能、計画論、工事法、施工管理、工事事務論とかなり範囲が広いです。
そのため、テキストも強弱をつけて、重点的に勉強するところ、軽めに流すところと分けて勉強するのがおすすめです。
範囲が広い中でも重視して勉強するべき箇所は、公衆衛生概論や行政に関する法令です。
そして、給水装置計画論では計算問題がありますので、必ず理解して応用問題も解けるよう準備しておきましょう。
過去問を繰り返し解くことが大切
分野別の勉強量が理解できた後は、過去問題を解いていきましょう。そこで分からなかった問題や計算は、テキストを使用して理解を深めましょう。
重要なのは、テキストの内容をすべて理解しようとしない事です。範囲が膨大にあるので、すべてを丁寧に勉強したらいくら時間があっても足りません。
多くの方が働きながら勉強をしていると思いますので、テキストは辞書的な役割で使うとよいでしょう。
また、テキストを見てわからない解説や用語があれば、ノートに書いてまとめましょう。単語カードのようなものを作成しても良いかもしれません。
試験を受けるときは「消去法」を使おう
試験は四択問題と選択肢からの穴埋めタイプが中心になるため、消去法で問題を解いていくと効率がよいです。確実に正解を選び、解くスピードも上がります。
試験では凡ミスが命取りになりますので、勘違いや引っかけ文章に惑わされないようにしていきましょう。勉強しているときから消去法を意識して身に付けておけば、本番の試験でミスすることは激減するはずです。
近年の給水装置工事主任技術者試験の合格率は30%~45%前後となっています。国家試験としは合格率は高めではありますが、決して油断しないように試験にのぞみましょう。
オンラインの通信講座を使った勉強法もおすすめ
合格に近づくテキストを紹介してきましたが、もし、自身の内容の理解が充分でないと感じる場合は、動画やオンライン学習に対応した通信講座がおすすめです。熟練した講師から教えてもらうと、理解が深まり、点と点の知識が線になります。
全体の理解が深まると応用問題も解きやすく、記憶しやすくなるため、暗記問題も得意になります。テキストだけの独学では認識間違いがあったり、考え方が学べなかったりと限界がある時があります。
またオンラインで学習する場合はPCやスマートフォンで動画教材を視聴しますが、通勤時間の電車の中などのスキマ時間でも勉強できることが大きなメリットです。
分からないところをスマホで撮影して質問できるといった通信講座もあります。
自分の習熟度に合わせてオンライン学習を利用するとよいでしょう。