エネルギー管理士

【2024年版】エネルギー管理士の試験日はいつ?学習方法も押さえよう!

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エネルギー管理士の試験は、1年に1度しか実施していません。

そのため、試験の申し込み期限や試験日を確認しないでいると、「申し込もうと思った時には期限日を過ぎていた」なんてことになりかねません。

受験者は、試験に申し込んでから免許を取得するまでの流れと試験日までの勉強法についての情報は、必ず集めておきましょう。

そこで今回は、エネルギー管理士の試験日と概要、学習方法について解説します。

【2024年版】エネルギー管理士の試験日と免許取得の流れ

初めに、エネルギー管理士の試験全体の概要を把握し、合格するまでの計画を立てましょう。

令和6(2024)年度の実施試験を例に解説します。

令和6(2024)年度 エネルギー管理士試験の流れ

免状取得までの流れ期間
受験願書受付期間4月5日(金)~ 6月19日(水)
受験票発送7月12日頃より発送開始
試験実施日8月4日(日)
合否通知書発送9月下旬頃(HPでも合格者を公開)
免許交付申請試験合格後
※申請の際に1年間の実務経験が必要
免許取得申請完了後

引用:省エネルギーセンター「受験の手引き」PDF版

エネルギー管理士の試験日から免許取得までの流れは、上記のとおりです。

冒頭で述べたように試験は1年に1回しか開催されていないため、申し込み期間はしっかりと確認するようにしてください。

またエネルギー管理士は、免許交付の申請を行う際に1年以上の実務経験を積んでおく必要があるのでご注意ください。ですがこの実務経験は、試験合格後に積んでも試験合格前に積んでも、どちらでも問題ありません。

ちなみに、エネルギー管理士には「熱分野」「電気分野」の2種類があります。

どちらの分野も受験日や合格発表日は同じですが、試験の内容が大きく異なるため、申し込みの際には注意が必要です。自分が得意とする分野を選択して受験してください。

エネルギー管理士の試験概要

ここでは、エネルギー管理士の試験概要について解説します。

受験費用

エネルギー管理士の受験費用は、熱・電気分野ともに17,000円(非課税)です。

試験会場

エネルギー管理士の試験地は、全国の一部地域での実施になります。

令和6(2024)年度は北海道、宮城県、東京都、愛知県、富山県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県で実施予定です。

なお会場は試験地によって複数ある場合がありますが、会場を選択することはできないのでご注意ください。

受験資格

エネルギー管理士に受験資格はありません。

しかし、免許を取得するには1年以上の実務経験を積んでおくことが必要なので、そこだけ注意しましょう。

試験内容と方式

試験は、筆記試験のマークシート方式で行われます。

出題課目については次のとおりです。「エネルギー総合管理及び法規」のみ両方の分野の共通科目となっており、その他は専門の科目に分かれています。

課目熱分野電気分野
1エネルギー総合管理及び法規(共通科目)
2熱と流体の流れの基礎電気の基礎
3燃料と燃焼電気設備及び機器
4熱利用設備及びその管理電力応用

合格率

令和6年度に実施されたエネルギー管理士試験 合格者を見てみましょう。

受験者数合格者数合格率
8,558人3,150人36.8%

引用:一般財団法人 省エネルギーセンター

令和6年度のエネルギー管理士試験の合格率は、36.8%です。

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エネルギー管理士は例年3割前後の合格率となっています。3人に1人しか合格しない資格ですから、やはりエネルギー管理士はしっかりとした試験対策が必要な資格と言えます。

合格基準点

エネルギー管理士試験では、下記の必須基礎区分(課目Ⅰ)及び熱分野専門区分(課目Ⅱ~Ⅳ)又は必須基礎区分(課目Ⅰ)及び電気分野専門区分(課目ローマ数字Ⅱ~Ⅳ)のいずれか一つの分野を選択して受験をします。

【必須基礎区分及び熱分野専門区分の試験課目】

課目I エネルギー総合管理及び法規課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎
1.エネルギーの使用の合理化等に関する法律及び命令課目Ⅲ 燃料と燃焼
2.エネルギー情勢・制作、エネルギー概論課目Ⅳ 熱利用設備及びその管理
3.エネルギー管理技術の基礎
(判断基準の理解・実践について)

【必須基礎区分及び電気分野専門区分の試験課目】

課目I エネルギー総合管理及び法規課目Ⅱ 電気の基礎
1.エネルギーの使用の合理化等に関する法律及び命令課目Ⅲ 電気設備及び機器焼
2.エネルギー情勢・制作、エネルギー概論課目Ⅳ 電力応用
3.エネルギー管理技術の基礎
(判断基準の理解・実践について)

引用:一般財団法人 省エネルギーセンター

各課目の合格基準は、配点の60%以上の得点です。選択した課目全てで60%以上の得点を得られた場合、試験に合格することができます。 また、エネルギー管理士には試験課目の免除制度が導入されています。

エネルギー管理士の試験時間

続いて、エネルギー管理士の試験時間について解説します。
電気分野と熱分野に分けて試験日1日のスケジュールを見ていきましょう。

電気分野

電気分野の試験時間については、次のとおりです。

課目試験時間
エネルギー総合管理及び法規9:00~10:20(80分)
電気設備及び機器10:50~12:40(110分)
電力応用14:00~15:50(110分)
電気の基礎16:20~17:40(80分)

電気分野は、「電力応用」と「電気設備及び機器」の難易度が高く、試験時間が110分設けられています。

熱分野

熱分野の試験時間については、次のとおりです。

課目試験時間
エネルギー総合管理及び法規9:00~10:20(80分)
熱と流体の流れの基礎10:50~12:40(110分)
熱利用設備及びその管理14:00~15:50(110分)
燃料と燃焼16:20~17:40(80分)

熱分野も電気分野と同様に、難しい課目の試験時間が110分設けられています。また、試験も1日かけて実施されるので集中力の維持も難しいです。

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110分の試験は長いように感じますが、問題数が多く1問あたりの難易度も高いので、油断していると時間が足りません。解ける問題から解いて点数を稼ぎましょう。

エネルギー管理士の試験日までに計画的に学習しよう

エネルギー管理士熱分野 自慢のSAT教材の内容をぜひご確認ください。

エネルギー管理士は、1年に1度しか実施していないため、試験日までに計画的に学習する必要があります。

最後に、試験勉強を計画的に行う3つの方法について解説します。

過去問を解く

エネルギー管理士は、過去問と類似した問題を出題してくる傾向にあります。

3~5年に1度の割合で同じような問題が出題されるため、勉強は過去問を中心に進めると効果的です。

ただし、最初は問題を解けないことの方が多いでしょう。そういった際には、過去問の解説や参考書を用いて勉強してください。

解ける問題を少しずつ増やしていくことで、確実に合格に近づきます。

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「10年分の過去問を2周以上」を目安に、じっくり攻略していきましょう。

まとめノートをつくる

次にお薦めなのが「まとめノート」を作ることです。

先ほど説明したように、エネルギー管理士は過去問と同じような問題が出題されるため、課目ごとに苦手な箇所やポイントをまとめたノートがあると凄く便利です。

まとめノートがあれば、通勤途中の電車やバスの中でも場所を選ばず、効率的に復習ができます。また、試験当日の本番前に簡単に見直せるのもメリットの1つです。

独学が不安な方は通信講座を利用しよう

エネルギー管理士は、基本的に独学での勉強になります。

そのため、「勉強時間の確保ができず、1課目も合格できないのではないか?」と不安を抱く受験者は少なくありません。

そういった方は、通信講座を受講しましょう。通信講座は独学よりもはるかに効率良く勉強できます。

例えば、SATの通信講座はPCやスマートフォンで動画を視聴して勉強を進めていく形です。1動画が10~20分前後で構成されているので、スキマ時間を活用できます。

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独学のみだとモチベーション維持も難しくなるため、短時間で効率的に勉強したい方は通信講座を受講がおすすめです。

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